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グッドクール概論
〜グッドクールとはなにか〜
「GooDCooL」とは、Good Cool-ology(嘘学)の研究及び実践のためのアカデミーであるとともに、その成果の発表の場でもある。その活動は嘘学の名の下、多岐にわたっている。が、その精神はなかなか万民の理解を得られないところが現状であり、今後の大きな課題である。

グッドクールの歴史グッドクール活動の体系及び方向性今後の展望

【グッドクールの歴史】

(1)
 グッドクールは93年夏に誕生した。発案当初は、自分たちが『グッとくる』ものについて考察していこうという包括的かつ鷹揚的(つまりアバウト)なイメージだった。同年11月12日、研究論文誌「GOODCOOL1号」が発行され30部という非常に小部数の発行ながら、一部の好事家より絶大な評価を受ける。掲載内容は、次のとおり。

GooDCooL第1号
  • 降雨と皇太子妃殿下
  • 「オセロ現象」の諸概要とその歴史
  • 嗚呼 信長様
  • 金沢における値札の意義 −その歴史的成立の中から−
  • ロイヤルホストにおける夏のカレーフェア分析

 各論文のタイトルからわかるとおり、考現学的要素を多分に孕みつつ、嘘をまことしやかに論ずることを基調としている。また、この誌上において『Good cool-ology(嘘学)』という造語が提唱され、これが結果的に「科学的大ボラ」というグッドクールの基本概念を理論化することになる。

(2)
 95年より、学会員のパソコン購入ラッシュが起こり、あわせてハイパーカードスタックやCGイラストなどの制作が行われるようになる。発表していくにあたりグッドクールラボラトリーという団体名を使用することになり、これら作品群は嘘学研究的なスタンスとは若干、傾向の相違もあったが、結果、「グッとくる」ものというくくりによってまとめていくこととなる。それぞれの作品は、各界において少しずつではあるが、評価を受けつつある。

(3)
 96年1月、ニフティサーブ上で学会員の情報交流の場として、グッドクールラボラトリーホームパーティが開設される。また、このホームパーティを利用して会員同士の連絡をとりあうようになり、以前より行われていた「ハエ旅行」などのアウトドア的活動についてもグッドクールの実践活動として統括される。その結果、当初の嘘学研究部門、メディア制作部門、旅行等活動実践部門などが、グッドクールの研究実践活動として体系化するに至る。
 その後、上述のホームパーティを活用した新たな試みとして「ショートショートバトル」などの作品発表、オフ会はもとより、山蟲隊、うずまきレンズ会等のサブグループ活動も行われるようになる。ホームパーティは97年6月にパティオへと拡大。99年10月にはメーリングリストへと変化を遂げていく。以降、様々に分割統合を繰り返しながらグッドクールのさらなる充実・発展は続いている。


【グッドクール活動の体系及び方向性】

嘘学の方向性概念図
 嘘学研究実践に際して、「グッとくる」こと自体の概念としては、次の3つの方向性によって分類することが可能であると考えられる。実際には、これら方向性(指向性)は、それぞれが複雑に錯綜しながら研究成果、作品として表現されると考えられている。
◆右脳モード:
感性の赴くままにグッとくる創造を行う
◆左脳モード:
理性の導きのままにグッとくる理論を発見する
◆煩悩モード:
本能の命ずるままにグッとくる実践活動を行う

 また、嘘学研究及び実践を発表していく上での表現形態は次の4つのパターンに分類する。
raphic 現在はCG作品がメインである。
ocument
&Data
もっとも嘘学らしい部門といえる。嘘学論文の他、グッとくる創作活動が進行中。
yber マルチメディア作品。ジョーク&ズッコケから、各種ツール、エデュテイメントと幅広いジャンルをカバーする。現在は主にハイパーカードスタックがメイン。
ife 上記3部門を支える実践行動であり、ハエ旅行や山蟲隊といったアウトドア、ネット上等での意見交換等を行っている。

【今後の展望 〜まとめ〜】

 新たなパラダイム形成の一翼を担う嘘学を、より広く社会に広め、おポンチでお気楽な学際を確立するため、ますますの努力はしてくとは思えない。
(2000/09/10改稿)

上記を熟読の上で、グッドクールの意図がよく理解できない方は、かみくだ記を、読んでください。


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