(舞台:ド田舎)
主人公は刑務所帰りのパーシー。ちょっとした偶然が重なり、やがて閉鎖的な町の人々の心をときほぐしていく。しかし、それはあまりにも大きな代償と引き替えだった(あ、真面目に書いちゃった)。
全然思っているのと違う映画だった。もっとハートウォーミングで人情系の、そう、例えるならば「ヨコハマ買い出し紀行」的な雰囲気の作品を想像&期待していたのだが、予想以上にシリアスでハードな展開。
北米の田舎町を淡々と描いて、それはいいんだけど、しかしあの結末はないよ、いやホント。フェノミナンに近いところはあるが、あれよりももっと偶発的で救いがない。もっと、ナゴミ系で心温まる物語を期待していたのに、重いっすよ、あれは。
オレ、悲しい話はダメだな。苦手だ。
あ、話はいい話なんすよ。