(主演:マイク“シュ・ウィ〜ン”マイヤーズ)
『007がやってくる、ヤーヤーヤー』。下品な『それゆけスマート』。違うか。
いやー、予想はしていたけれど、バカだ。大バカだよ。ここ最近見た映画の中で一番IQが低い。しかもその低さを意図的に楽しんでいる。もともとそれがウリの映画なんすけどね。
細かいパロディ部分も下ネタもバカバカしい。あまりにバカすぎて笑えないところも多い。う〜ん、いいのか? でもって、あまりにもくだらないので途中あきてきたりもするのだけれど、それに目くじら立てるような手合いのもんでもないし、どーでもいーや、もう。
ここはやはり60sギャップネタで笑うのが正解ですね。さほどツボにはまるもんでもないけれど。
導入部のはいりかたは最高。街頭ミュージカルからノリノリで、そのまま一気にビッグボーイロケット逃走までの一連のアクションはインディジョーンズにも匹敵する(ホント?)。その勢いのままミュージカル調でいってくれてもよかったかもしれない。グルゥビィーで。アイキャッチがその片鱗をみせるのみ。
なんつーか、本当に毒にも薬にもならないバカ映画なので感想もへったくれもないのだ。あ、音楽はツボつきまくってるので、そーゆー意味では毒だかも。