CHART-DATE : (1998/09)
作品
叫び2
… スクリーム2

(歌:野猿)


お話

 阿鼻叫喚の模倣犯。


お話

 去年思いきりスカされたのでどうかとも思ったのだが、ラストサマーでちょっと見直したので、とりあえず見てみることに… ああ、やめときゃよかった…
 結論からいう。最低だ! ホントに見るんじゃなかったよ、畜生。

 ホラー映画の冠がついているが、大間違い。ただのサイコなシリアルキラーもの。ただの連続殺人を見せられて、怖がってくださいなんて、違うんじゃない? だいたい、怖くもなければ面白くもない。パート2ものを踏襲しつつパターンくずししているのが、ウリらしいが、話としてできていなければ全然意味がないでしょ。犯人が模倣犯+復讐犯。それがどうした。ろくな伏線も張らずにクライマックスで正体を開陳する、なんてのを先の読めないミステリーとは呼ばない。呼んじゃいけない。ホラーなんだからいい? 違うだろ。

 大体、シリアルキラー映画って、飛びだしモノの驚かしが主役になるためか、話がなおざりになりがち(つじつまが合わない)で、それはパート1もそうだったんだけれど、今回も結局改善されずそのまんま。例えば、犯人が超人的なしつこさや不死身性(別に本当に不死でない場合でも)があるから、恐怖感も出てくるんであって、ごく普通の犯人(ってのも変ないい方だけど)じゃ、ショボさばかりが目立って、怖さより胡散臭さが先に立つ。
 それをどうクリアしていくかが脚本の妙だと思うんだけど、どうやらそんなことは考えていないらしい。自家中毒を起こしているんじゃないのかしら。

 パート3製作が決まっているらしい。しかし俺は見ない。今度こそ。絶対。


お話

 主役の女優、どっかで見たことあると思ったら、「ザ・クラフト(こっちは佳作。お奨め)」の主役だった。このままホラームービークイーンになっていくつもりか?


お話
☆☆☆☆

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