CHART-DATE : (2001/01)
作品
ウ571号
… U−571

(監督/共同脚本:ジョナサン・モストウ)


お話

 緊急浮上!


お話

 思った以上にスケールの小さい品であった。悪い意味ではない。不必要に大風呂敷を広げないタイトにうまくまとめた感じという意味である。

 一般的な戦争映画ではなく、すきま産業的な戦争映画であり、そこがうまくいったところであろうともいえる。確かに戦争映画ではあるが、隠密行動のミッションを描く話のためか、そして潜水艦だからということもあるが、「正面きっての戦闘シーン」というよりは、困難な状況にたたされ、なお作戦を遂行しなければならない男達のサバイバルに焦点が絞られている。
 だから危機また危機というよりは、対する敵もUボート2隻と駆逐艦1隻でしかも単独という少ない戦力なのであった。この2隻をいかにクリアしていくかという、ハードルをひとつひとつクリアしていく中で、いかに彼らは(特に艦長が)軍人として成長し、任務を成し遂げたかを、実直に緊張感とストレートに描いている。だからこそへんにこういうアイデアというかテーマ武勇という色気をださず一直線に話をを語ることができたのだろう。

 Uボート同士のの一騎討ちのシーンは実際かなりワクワクしたところであり、ただ、だからといって『海洋戦争大作』というような言われかたするほどではないだろうと思うのでした。


お話

 考えてみると潜水艦でやっぱヘンだよね。あんな鉄箱が浮かんだり沈んだりするだよ。しかもあんな雑な作りで。そう考えると潜水艦乗りって命賭けてるんだなぁと思いました。


お話
★★★ ☆☆

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