(監督:須永秀明)
ウッキ〜!!
確かに勢いはある。が、勢いだけで中身ナシ。話が刹那的。というより断片的。というより。分裂症的。テンパッた男の右往左往ぶり、妄想ぶりを楽しむ映画いうのだろうが、オレは結局ノレずじまい。最後まで「ここが見どころ! ここが凄いんだ!」という場面に出くわすこともなく、ドタバタした暴走をただぼーっと眺めるしかなかったのだった。
いったいなんだったんだろう。話もオチてないし、なにがなんなんだか。本当はもっと深い意味も隠されているのかもしれんが、オレには全然気がつかん。