(監督:ゴア・ヴァービンスキー)
だっちゅ〜の
もっとちゃかついた感じで薄っぺらな内容かしらと思っていたのだが、すみません、侮っていました。まあセルフネガティブキャンペーンが効いていたってのがあるのかもしれないが、そこまでひどくはなかったっすね。
話もそれなりに練れていて、あまり飽きさせる部分はなかったし、映像も海賊などの時代劇にありがちなコ汚いだけの仕上げではなく、押さえるべき所はきっちりと押さえてきている。役者に助けられている部分もあるんだけれど、まあ完成度はあったのではなかろうか。
と、好意的な感想ではあるのだが、観終わって残りましたか?というと、なぁーんも残ってないんだよね。イベントムービーだからそういうモノとはいいつつ、結果、微妙に尺が長いことだけが記憶にあるというのは、冷静に考えると、作品として「よかった」ってのとは違うよなぁ。