宮澤の物語はあまり好きではないのだが、唯一いいなぁ、と思っているのが「セロ弾きののゴーシュ」である。たぶん、きっと、この話がハッピーエンドだからなんだろうなぁ。そして猫だし。してみると、宮澤賢治がイマイチなのはサッドエンドが多すぎるからなのだろう。
岩手、宮澤賢治記念館にて入手。(No.158と同)