第六番 温泉山 安楽寺。 昔この地方で温泉が湧き諸病に特効があったため、弘法大師が留まり厄難・病気救済のため薬師如来を刻み、温泉山安楽寺と名づけたそうです。創建時は北西に約2キロずれた、温泉が涌き出ている安楽寺谷にありましたが、天正年間に焼失、万治年間に現在の場所に移転再建されたということで、境内には温泉はありませんでした。残念。 ところで理由は不明ですが、この寺のまわりには弘法大師の像が多かったです。それこそ野っ原の真ん中とか、ね。
徳島、安楽寺にて入手。