第三十四番 本尾山 種間寺。
広がる田園の真ん中にあるこの寺。用命天皇の時代、大阪の四天王寺造営のため百済から訪れていた仏師,工匠たちが帰国の途中暴風雨に襲われこの寺近くの秋山の港に寄港、仏師たちはこれからの長い海上の安全を願い、薬師如来を刻み、秋山郷の本尾山山頂に安置、船出したといいます。その後弘法大師がこの地に巡錫、その薬師如来を本尊として寺を開創したそうです。その時唐の国から持ち帰った五穀の種をまいたことから寺号がつきました。
というところで、今回のお遍路てぬの旅は終了(お遍路的には次の35番札所までですが)。つづきはいつになることやら。年内には八十八ヶ所達成したいんですがねぇ。
高知、種間寺にて入手。
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